タイタニック号をテーマにした展示会を開催していたアメリカ・イリノイ州のヴォロ博物館で、「謎の浸水」が発生したとして話題を呼んでいる。
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会場の床下から浸水する映像が、映画「タイタニック」で船内に海水が入り込むシーンに似ているとの声も上がっている。
米メディアNBCシカゴによると、タイタニック号をテーマにした展示会はスタートして1年余りだった。シカゴ地区で発生した暴風雨の影響で浸水し、一時休館となった。
FOX32は、この建物が「超常現象」で知られていると伝えており、「何十年もの間、多くの訪問者や従業員たちが説明のつかない出来事を経験したと報告されている」と報じている。
ブライアン・グラムズ館長によると、この建物で浸水が発生したのは40年ぶり。「すべてを徹底的に点検したが、パイプの破損や屋根の雨漏りなど、大量の水が浸入するような明らかな箇所はなかった。浸水の原因は全くの謎だ」と首をかしげる。
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浸水の瞬間は監視カメラに映っており、車の下から水がしみ出て床全体に広がっていく様子が分かる。この車はフランスのルノーのコンセプトカーで、世界で2台しか生産されていない。もう1台は実際のタイタニック号に搭載されており、今は海の底に沈んでいる。
マーケティングディレクターのジム・ウォジディラさんは「鳥肌が立った」と語り、「水が押し寄せる映像は、映画『タイタニック』のシーンと不気味に似ていた」と述べた。