任期満了に伴う東京都知事選は7月7日に投開票され、現職の小池百合子氏が3選を果たした。
前広島県安芸高田市長の石丸伸二氏、前参院議員の蓮舫氏、元航空幕僚長の田母神俊雄氏らは及ばなかった。
小池氏は政党に推薦を求めず、無所属で立候補。自民、公明両党と地域政党「都民ファーストの会」が支援し、無党派層からも支持を集めた。
都知事選には過去最多の56人が出馬。小池都政2期8年の評価や少子化対策などが争点となった。
小池氏は、保育の第1子無償化や無痛分娩費用の助成などを公約に掲げ、支持を訴えた。
少子化対策が待ったなしの課題なのは言うまでもない。首都・東京のトップとして実行力が問われる3期目となる。