暑くて眠れない夜、エアコンの温度はどうすべき?メーカーお勧めの「熱帯夜に快眠するコツ」がこれだ

エアコンメーカーのコロナは「除湿運転で28度設定」を推奨。パナソニックはエアコンを使った「快眠のコツ4選」を紹介しています
エアコンのイメージ写真
エアコンのイメージ写真
Capelle.r via Getty Images

連日、猛暑が続いています。

しかし、暑くて寝られない夜、エアコンをつけていると、逆に寒くなりすぎてしまうことも。設定温度はどのくらいが良いのでしょうか。 

エアコンメーカーの見解は?

エアコンメーカーのコロナ(本社・新潟県三条市)は「除湿運転で、室温28度設定」がおすすめ、としています。

コロナがメディア向けに発表したプレスリリースによると、除湿運転にすることで湿度が下がり、汗を乾かして寝苦しさが軽減するとともに、28度にすることで「体温を冷やし過ぎない」と解説しています。

同社製のエアコンに限らず、一般的に除湿運転の場合はゆっくり温度を下げ、風量も弱いことから「喉を痛めにくい」メリットがあるといいます。

ただ、冷房能力は弱いといい、寝る準備に入る少し前から寝室を「冷房運転」で28度に冷やしておき、寝るときに除湿運転に切り替えることがおすすめだとしています。

「タイマーは設定せず」「扇風機と併用」コツ4選

一方、パナソニックは公式サイトの中で、「エアコンを使った快眠のコツ」として以下の4つを紹介しています。

①エアコンは寝室に入る30分前にON、上に向けて風をあてておく

②タイマーは設定せず、設定温度は26度~28度に

③湿度は60%以下に保つ

④扇風機との併用使い

パナソニックでも、設定温度は「冷房モードで設定温度を26~28度にするか、除湿モードに」することをすすめています。

また、特に夜間の最低気温が25度以上の「熱帯夜」の場合には、途中でエアコンの運転を停止する設定はせずに、「冷えすぎない温度で朝までつけっぱなしすることがおすすめ」とのこと。

途中で運転を停止してしまうと、その後室温が上がると共に寝苦しくなり、途中で目覚めてしまう原因になるためだといいます。 

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