【牛乳】「お腹をこわしにくい」飲み方、あります。農林水産省が発信、ポイントは「乳糖」

農林水産省が「お腹をこわしにくい牛乳の飲み方」を発信しました。その方法とは?

牛乳を飲んだ後、お腹が痛くなるーー。こんな経験をしたことがある人もいるかもしれません。

ただ、「お腹をこわしにくい牛乳の飲み方」があるそうです。6月19日、農林水産省の公式Xアカウント(@MAFF_JAPAN)が発信しました。

お腹をこわしにくい牛乳の飲み方は?

農水省のウェブサイトによると、牛乳に含まれる炭水化物のほとんどは「乳糖(ラクトース)」。

一部の人にとっては、この乳糖によって「お腹がゴロゴロ」(腹部の不快症)することがあるといいます。

では、どのように飲めばお腹をこわしにくいのか。次のような飲み方を呼びかけていました。

①一度にたくさん飲まず、少しずつ数回に分けて飲む

②温めてゆっくり飲む

こうすることで、乳糖が分解しやすくなったり、腸への刺激が弱まったりし、お腹をこわしにくくなるそうです。

そのほか、料理にプラスしたり、牛乳の代わりにチーズやヨーグルトを食べたりすることも有効。毎日飲む習慣をつけると、腸内細菌が増加して腸内環境が改善され、乳糖の分解や代謝を増進することが期待できるとしていました。

牛乳は各種栄養素を含む優れた食品で、カルシウムも豊富。「そういう体質だから」と諦めず、ぜひ一度このような飲み方を試してみてください。