台湾の空港で撮影された注意喚起の看板がXに投稿され、「こんなに罰金取られるの!?」「気をつけなきゃ」と注目が集まっています。
投稿したのは、台湾にゃもさん(@Shohei192)。普段は台湾の公用語である中国語(台湾華語)の塾を経営、台湾留学のサポートや翻訳や通訳業務などを手がけています。
台湾の空港で撮影された投稿には、台湾の「端午の節句(6月10日)」にちなんだ「ちまき」の写真が大きくプリントされた注意喚起の看板が…!
台湾では肉、青果などの持ち込みは罰金対象。ちまきを持ち込むと、「NT$(新台湾ドル)200,000」、円に換算すると約80~100万円という多額の罰金が科せられるそうです(現在為替レートは4~5円/台湾ドルで推移)。
コメント欄では、「肉入りちまきだめなんだ!台湾の検閲がこんなに厳しいとは…!」と驚く声も。「これは旅をする際に事前に調べなきゃいけないね」「豚熱対策かな。台湾へ行く人マジで気をつけましょう」「カップ麺とかも肉系は気をつけて!あと空港で買って食べ残したおにぎりとかも注意」などと呼びかけるコメントも寄せられました。
ハフポスト日本版は台湾にゃもさんに話を聞きました。
投稿について「普段から日本と台湾の行き来をしているのですが、普段ない看板があったので撮影しました。端午節は台湾でチマキを食べる文化があるので、それが理由なんだなと思いました。きっと意図せずに持ち込む方が複数人いらっしゃるんでしょうね。またはこれをネタとして啓蒙活動に役立てているんだなと思いました」と説明。
ほかにも、中秋節では文旦を食べる文化があるそうで、「もしかしたらその時期になればそのような看板が出る可能性は大いにあります」と語っていました。
投稿には2000近くの「いいね」が付き、インプレッションは1200万件を超えています。
そうした反響について、「まったくバズらせる気持ちで投稿していなかったので驚いています。端午節は台湾でチマキを食べるから検疫でこのような事をしているなどの背景知識も全く書いていなかったので、本当に何故バズったか不思議でなりません。笑」と話していました。