年齢が離れた部下や上司と仕事をする中で、「ジェネレーションギャップ(世代間ギャップ)」を感じたことはありますか?
ネクストレベルが運営するメディア「ミライのお仕事」では、18歳以上で社会人経験がある564人を対象に、「年上・年下に対する職場でのジェネレーションギャップ」に関するアンケートを実施。結果を6月12日に発表しました。
ビジネスパーソンは今、どんな時に価値観の違いを実感しているのでしょうか。ランキング結果を、寄せられた理由と併せて紹介します。
若手に感じる価値観の違いTOP5
「30〜50代が若手に感じる価値観の違い」トップ5は以下の通り。
5位 電話・掃除などの雑務をしない
▽理由例:
・電話をとるのが苦手なようで、こちらが促してもあまり電話に出てくれない(40代)
・雑務は業務内容に含まれていないと思っているので、注意してもやらない(30代)
4位 仕事中にスマホを触る
▽理由例:
・勤務中に暇だからと、他の仕事を探さずにスマホを触っている(30代)
・車で営業してる時、助手席でずっとスマホで動画を見てる。上司が運転してるのに考えれない(50代)
3位 仕事よりプライベートを優先
▽理由例:
・趣味の漫画の発売日をカレンダーアプリに登録していて、発売日は休む(40代)
・新入社員の歓迎会を予定していたのに、家族の誕生日だからと欠席した新入社員がいた。入社早々に断る勇気がすごいと思った(30代)
2位 打たれ弱い
▽理由例:
・上司に注意された翌日に辞めた。注意は厳しいものではなかった(30代)
・クレームを言われると打たれ弱く、落ち込むだけでなく「外の空気を吸ってきます」と言い残して中々戻ってこない。どうやら自宅に戻ってお風呂に入っていたらしい(50代)
1位 連絡が口頭ではなくLINEやメールばかり
▽理由例
・隣の席から、明らかに直接話せばいいような内容をチャットで聞いてくる(40代)
・アルバイトで雇っていた学生が、開始10分前に「今日用事ができたので行けません」とLINEで送るだけでOKだと思っている(30代)
先輩に感じる価値観の違いTOP5
一方、18歳〜30代に、職場の先輩に感じる価値観の違いを聞いたところ、次のような結果となりました。
4位 同じ話を平気でする
▽理由例:
・同じ話をし続ける先輩がいるのですが、自分で自分の話が理解できてないのかな?と少し心配になる(30代)
・飲みにケーションだか何だか知らないけれど、飲みに行っても同じ話ばかりする(20代)
4位 便利なツールを使えない
▽理由例:
・インターネット上で提出できる書類を、直接持っていくよう指示を受けた。往復2時間かかるので効率が悪い(20代)
3位 根性・ガッツで仕事をする
▽理由例:
・精神的に弱っている人や体調が悪い人に対して、「根性が足りない」「仕事で倒れるなら本望」といった言葉をかけていたが、自己犠牲や根性を求める考えは古い(20代)
2位 飲み会が好き
▽理由例:
・飲み会をすればコミニュケーションが取れていると思っているところがズレている(30代)
・飲みの場で泥酔することが多く、周りの迷惑を考えずに大きな声を出したりする(30代)
1位 セクハラ・パワハラなど時代錯誤
▽理由例:
・「生理痛で休むのは根性がないからだ」とか言っていた(20代)
・注意をするときにいちいち人格否定をしてくる(20代)