草への執念が凄まじい馬の様子がXで話題になっています。
投稿したのは、引退競走馬4頭・監督・部員十数名で活動している弘前大学馬術部(@hirosaki_uma)。馬の世話、調教や練習、競技会への出場など、馬を大切にして毎日の活動を送っているそう。
草を求めて前足を折り曲げ、一生懸命首を伸ばしている馬の姿をXに投稿しました。
投稿には2.4万もの「いいね」が寄せられ、「隣の芝は青く見えたかな?」「そのうちくぐり抜けて脱走しそう」「ストレッチの効果とか出そうだね」「これは草」「柵の上からいった方が楽なような…」と多くの反響が集まりました。
ハフポスト日本版が弘前大学馬術部の広報担当に話を聞くと、「部員がこの写真を撮ってグループLINEのアルバムに載せており、とても面白かったので投稿した」とのこと。
写真に写っている馬は、サラブレッドの「グランハート」。「性格はだいぶやんちゃで、走り回るのが大好き。人のことも結構好きです。物怖じしない性格も少し持ち合わせているかもしれません」と説明していました。
グランハートは、「雪の中を走り回って、鼻にいっぱい雪の塊をつけて帰ってきたり、体調を崩して寝込んでいる馬の前に行って堂々と寝転んだり(相手が体調を崩していると知らず、泥浴びをしていると思ったのかと)する」など、なにかと普段からクスッと笑わせてくれる馬だそうです。
また、今までこのように柵の外にある草を食べようとして、外に出てしまったことはないようです。「少し悪いことだと思っているのか、人が近づくと首を引っ込めます」とのこと。
反響については、「多くの反響をいただいてとても嬉しいです。投稿した際の初動で、いいねを多くもらっていたので、反響が大きくなりそうな気もしましたが、想像以上でした。弘前大学馬術部・愛馬たちの知名度向上に少しでも繋がったのであれば、何よりです」と話していました。