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5月初旬、アメリカ・フロリダ州のノースポートで、体長5フィート(約152cm)ほどの巨大トカゲが目撃され、その動画が話題になっている。
動画を撮影したのはRenee Alandさん。子のZoey Marzonieさんとドライブしていた際に、路上をのんびりと歩いている太ったトカゲを発見したという。
Alandさんは当初、それをワニだと思ったが、長い舌を見てワニではなくトカゲだと気づいた。
ビデオに映る生物の形は確かにトカゲだが、なんといっても体が長くて大きい。動画には、細長い舌をチロチロさせる瞬間も映っている。トカゲは大きな体をゆっくり動かしながら、舗装された道と草の生えた茂みを行ったり来たりしている。
Marzonieさんはもっと近づいてトカゲを見たいと母に伝えたが、Alandさんは「だめ、車の中にいて」として認めなかった。
AlandさんがFacebookでトカゲの動画を投稿したところ、瞬く間に拡散され大きな話題を呼んでいる。
現地メディアによると、このトカゲは外来種のミズオオトカゲとみられる。ミズオオトカゲの体長は4フィートから6フィート(約122cm〜183cm)前後で、中には10フィート(約3m)に上る個体もいる。
Alandさんは、トカゲを目撃したことを動画とともにフロリダ州魚類野生生物保存委員会(FWC)に報告したという。
PEOPLE誌の取材に対し、Alandさんは「最初に巨大なトカゲを見たとき、目の錯覚かと思ったので、車を停めてバックミラー越しにもう一度トカゲを探しました」とコメント。トカゲが再び姿を現した時は「ある意味ショックだった」とも語っている。
FWCの生物学者は、「ミズオオトカゲだと思われるが、送られてきたビデオからは確定することはできない」との見解を示している。トカゲの目撃情報を注視し、今後の対応策を決定するという。