アメリカのドナルド・トランプ前大統領が元不倫相手への口止め料を隠すために業務記録を改ざんした罪に問われている裁判で、ニューヨーク州の裁判所の陪審員は5月30日、有罪評決を下した。
アメリカの歴史において、大統領経験者が刑事事件で有罪となるのは初めて。
トランプ氏はこの事件のほかにも、大統領選妨害事件、ジョージア州選挙介入事件、機密文書事件で起訴されている。
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口止め料事件は、起訴されている事件の中で唯一、2024年11月に開催される大統領選挙までに司法判断が下される可能性があり、注目されている。
量刑が言い渡されるのは7月11日。トランプ氏が大統領候補者指名を受けると予想されている共和党全国大会のわずか4日前だ。
裁判所の廊下で「私は無実だ」と報道陣に述べ、控訴する可能性を示唆している。
ハフポストUS版の記事を翻訳・編集・加筆しました。