激しい雨が降ることも多い梅雨の季節、心配になるのが新幹線の運行状況です。
時には、大雨が降っている場所から遠い場合でも、新幹線が運転見合わせになることも。自分のいる場所では雨が降ってないのになぜ運休?と疑問に思ったことがある人もいるかもしれません。
JR東海が、東海道新幹線(東京駅~新大阪駅間)の運行情報を発信する公式Xでその理由を発信し、反響が広がっています。
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停車は「駅間ではなく駅に」
JR東は、大雨が降っている場所から遠くても運転を見合わせることがある理由について、「駅と駅の間で、長い時間列車が停まってしまうことを防ぐため」だと説明しています。
5月22日の発表によると、収束の見込みが立たない豪雨の際は、乗客が車内で長時間待つなどの不便をかけないよう、走行中の列車はできるだけ、駅間ではなく駅に停車させるそう。
東海道新幹線は運転本数が多いため、雨による運転規制の対象が一部の区間のみの場合でも、全線にわたり運転を見合わせたり、一部の列車を運休にしたりする可能性があるといいます。
もしこの考え方に則らずに新幹線が次から次へと発車した場合、「列車が沢山いて、次の駅にたどり着けない」「乗客が降車できない」などの状況が発生してしまうため、こうした状況を防ぐための取り組みだといいます。
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また、東海道新幹線では、運転を見合わせる際の基準として、「1時間あたり60ミリを超える雨が降った時」や、「影しい雨が長時間降り続いた時」などがあります。
公式Xで発信したところ、「シンプルだけど分かりやすい」説明だと反響を呼び、「知らなかった」「なるほど。たしかに車内で動かなかったり降車できなかったりするほうが大変かも…」などのコメントが寄せられました。
東海道新幹線の運行情報については、公式サイトなどで発信しています。