5月25日(土)3時現在、フィリピン付近で発達中の熱帯低気圧について、気象庁は「24時間以内に台風に発達する見込み」と発表しています。次に台風が発生すると台風1号と呼ばれることになります。
▼熱帯低気圧 5月25日(土)3時
中心位置 フィリピン
移動 北西 30 km/h
中心気圧 1004 hPa
最大風速 15 m/s (中心付近)
最大瞬間風速 23 m/s
» レーダー 台風モードをアプリで見る
» 熱帯低気圧の予想進路
▼熱帯低気圧 5月25日(土)3時
中心位置 フィリピン
移動 北西 30 km/h
中心気圧 1004 hPa
最大風速 15 m/s (中心付近)
最大瞬間風速 23 m/s
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転向して本州の南を北東進
この熱帯低気圧は今後勢力を強めて台風に発達する予想です。その後もさらに発達を続け、3日先の28日(火)頃には暴風域を伴い、4日先の29日(水)頃には“強い”勢力の台風に発達することが予想されています。
フィリピン付近を北上したあと次第に進路を北東に変え、本州の南を北東に進む見込みです。沖縄県の大東島地方や、東京都の伊豆諸島などに接近する可能性が高まってきました。
フィリピン付近を北上したあと次第に進路を北東に変え、本州の南を北東に進む見込みです。沖縄県の大東島地方や、東京都の伊豆諸島などに接近する可能性が高まってきました。
この図の細い線1本1本は世界各国の気象機関が計算した数値シミュレーションの結果をあらわします。アンサンブル予報という手法の過程で得られるもの(メンバー)で、想定される進路には幅があるということをイメージするために掲載しています。
これらのメンバーを比較すると、本州の南を北東に進む傾向は概ね揃っているものの、まだ進路には若干のばらつきがあることがわかります。
進路だけでなく、タイミングや勢力の予測も不確実性があります。日がたつにつれて誤差は縮小する見込みですので、今後の情報にご注意ください。
台風の接近前に前線の影響で雨が強まるおそれ
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台風の北上前の27日(月)〜29日(水)頃には、東日本や西日本で前線による雨が予想されますが、この熱帯低気圧から変わる台風の周囲をまわる湿った空気が流れ込むと、前線の活動が活発になる可能性があります。
場合によっては大雨となるおそれもあるため、台風が離れていても雨の情報にご注意ください。
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【動画】専門家解説
台風発生すればおよそ5か月ぶり
次に台風が発生すると、昨年12月17日に発生した台風17号以来で、台風1号と呼ばれることになります。台風が発生すればおよそ5か月ぶりで、今年になってからは1つめの台風です。
台風発生数の平年値を見ると、1月〜4月にかけては平均1つ未満ですが、5月以降は1つ以上になっていて、ちょうど台風の発生が増え始める時期といえます。7月にかけては梅雨前線の活動も活発になる時期ですので、台風対策・大雨対策を整えておくようにしてください。
» 最新の台風情報
» 気圧変化·頭痛対策の参考に<天気痛予報>
台風発生数の平年値を見ると、1月〜4月にかけては平均1つ未満ですが、5月以降は1つ以上になっていて、ちょうど台風の発生が増え始める時期といえます。7月にかけては梅雨前線の活動も活発になる時期ですので、台風対策・大雨対策を整えておくようにしてください。
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