NHK連続テレビ小説「虎に翼」展が、明治大学博物館(東京都千代田区)で開かれています。
撮影に使われた衣装や、主人公が通った大学のステンドグラスも展示中。実際に法服を着て、写真撮影できることも話題になっています。
三淵嘉子さんの母校、明治大学での特別展
伊藤沙莉さんが演じる主人公・猪爪寅子のモデルは、日本で女性として初めて弁護士・判事・裁判所所長になった三淵嘉子さんです。
NHK財団主催の特別展が、三淵さんの出身校・明治大学の博物館特別展示室で10月28日まで開かれています。
観覧無料で、誰でも入場可能。展示では、番組紹介パネルや番組小道具、劇中衣装、出演者全身パネル、セット再現などを通して、『虎に翼』の世界を堪能することができます。
ファン必見。あのステンドグラスや法服の写真撮影もできる
展示では、寅子が学んだ明律大学女子部の階段にあった、ステンドグラスも展示中。
実際に撮影で使用されたもので、展示では踊り場に上がって写真撮影をすることができます。
翼がデザインされたステンドグラスは、「寅子たちがこの場所で初めて翼を得る」というイメージで作られました。
3月にあった明治大学の卒業式の際には、多くの卒業生が展示のステンドグラスの前に立って、記念撮影していたということです。
法服を着ての写真撮影も
撮影に使われた法服が展示されているほか、記念撮影用の法服も用意されています。
大人用と子ども用が設置されていて、自由に羽織って写真を撮ることができます。
展示では他にも、寅子の学友である花岡(岩田剛典さん)の学生帽や校旗も見ることができます。
展示は、映像以外は全て写真撮影が可能です。
同博物館では、虎に翼展とあわせて、「女性法曹養成機関のパイオニア-明治大学法学部と女子部-」も開催されています。
大学史資料センターが主催する、女性の法曹に関する展示で、日本初の女性弁護士を輩出した明治大学法学部や、1929年に設置された専門部女子部とその卒業生の活躍について紹介しています。
展示期間は虎に翼展と同じく10月28日までで、明治大学博物館の特別展示室IIで開催されています。