前澤友作氏、虚偽広告を巡り米メタを提訴。「違法なのか合法なのかはっきりさせたい」

訴状によると、米メタなどが前澤氏の名前や画像を無断で使用した広告の掲載を許可し、パブリシティー権と肖像権を侵害したとしています。

SNS上での虚偽広告を巡り、実業家の前澤友作氏が5月15日、米メタとフェイスブックジャパン(東京)を相手取り、広告の掲載差し止めと1円の損害賠償を求めて東京地裁に提訴した。

訴状によると、米メタなどは前澤氏の名前や画像を無断で使用した広告の掲載を許可し、パブリシティー権と肖像権を侵害したとしている。

前澤氏はX(旧Twitter)で「損害賠償請求はあえて1円にした。彼らの行為が違法なのか合法なのかまずははっきりさせたいと思う」と説明した。

SNS上では有名人になりすまして投資を呼びかける虚偽広告が相次いで掲載され、被害が出るなど社会問題化している。

米メタは4月16日、著名人になりすました詐欺広告に対する取り組みを公表。「人々を誤解させたり欺くために著名人になりすましたり、著名人の画像などを利用した広告や投稿を含む、詐欺的、欺瞞的な広告を禁止している」と説明した。

一方で、「世界中の膨大な数の広告を審査することには課題も伴う」とし、「最新の傾向を把握することで新たな脅威に備えることができるよう、今後も取り組みを続けていく」との見解を示している。

Meta社及びFacebook… pic.twitter.com/J1N9xYftqY

— 前澤友作 (@yousuck2020) May 15, 2024

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