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就活中の学生は、就職先の企業に何を求めているのか。
マイナビが、就活中の大学生と大学院生を対象に実施した調査で明らかになった。
「給料」より重視されていた、ある決め手
マイナビは、2025年3月に卒業見込みの大学3年生と大学院1年生、計3605人に調査を実施した。(調査期間:2024年4月25〜30日)
大手企業の選考に参加した学生に対し、「選考に参加した決め手」を複数回答可で聞いたところ、最も多かった回答は51.5%の「福利厚生が手厚い」だった。
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2番目に多かった「給料が高い」を8.9ポイント上回った。
その後は、「知名度が高い」(33.7%)や、「社会的信用が高い」(29.2%)などが続いた。
企業に求める福利厚生、勤務制度は?
学生が企業に求める福利厚生や勤務制度については、特別休暇、リフレッシュ休暇、介護・看護休暇などの「休暇制度」が58.2%で最多だった。
次に多かったのが、住宅手当・子ども弁当・食事手当などの「諸手当」(55.3%)で、時差出勤・オフピーク通勤なども含む「フレックスタイム制」(54.7%)が続いた。
通勤費・通信費などの「各種補助」(50.8%)と、テレワーク・リモートワークの実施を含む「在宅勤務制度」(46.6%)も多かった。
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調査を担当したマイナビのキャリアリサーチラボ研究員の中島英里香さんは、「学生は安心感という土台がある上で向上心を持って働ける環境を求めている」と分析している。