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インコが二輪車を漕ぐ動画が5月6日、Xに投稿され、話題になっています。
写真を投稿したのは、バードトレーニングインストラクターのクロース真桜(@mao_claus)さん。「二輪車だすと、いそいそとやってくるジジ姫。その姿に胸キュンとなる私は親バカですか?バカ親ですか?😂え?カワイイヨネェ?」というコメントとともに、ボタンインコのジジちゃんが二輪車に乗る動画を投稿。
この投稿は1.9万回以上「いいね!」され、大きな反響を呼びました。
ハフポスト日本版がクロース真桜さんに「動画はバードトレーニングの一種か」と聞いたところ、「トレーニングと言うワードをどう捉えているかが人によってだいぶ差があるので」と前置きした後、「まず、鳥と暮らす上で人とスムーズなコミュニケーションを取れると両者快適です」と回答。
その上で「飼い主さんが呼んだら来れる、ケージに帰れる、病院での検査のための保定練習など、そういったことや、『鳥が人と遊ぶって何?』となると発情相手でなくトレーニングゲームを一緒にできる(輪投げしたり、迷路したり、楽器叩いたり)」と説明します。
また、「何かをさせる目的でなく、一緒に暮らす上での遊びバリエーションや、伝えたいことを伝える力を人が持てること、それを教えるのがバードトレーニングインストラクターと思っております。コミュニケーションをとる上でのひとつの手段です」と明かします。
動画で披露していた二輪車こぎについて「片足ずつ動かす行動バリエーションを増やす、伝えたいことを伝えられると言う意味でトレーニングですが、鳥にとっては『人との遊び』のひとつです」と説明。
クロース真桜さんによると、二輪車に乗ることは、上級レベルだと言います。
「人とコミュニケーションがスムーズに取れるようになることが初級とすると、ケージの中だけではでないような行動バリエーションを増やすことが中級(モッテキテ、引っ張る、押す、楽器ひく等)。そんな体験をすることで社会化も進み、いろんなことに自信がつき好奇心いっぱいになります」
二輪車の教え方について、こう話します。
「小さな子供に自転車の乗り方を優しく教える感じです。スパルタ教育は一切使いません。怖い思いをさせたらすぐ飛んで逃げます。いかに本人(鳥)が安心して嬉しくなるかを見極めながらそっと押さえている2輪車を一緒に進めていけるか、です」
二輪車が漕げるようになるまでの期間について「私の生徒さんで上級者は一日10分×10日セキセイインコ。×14日でウロコインコ。中級者がチャレンジしましたが、ゆっくり1ヶ月かけて伝えました」と明かします。
投稿には「天才すぎます!!」「運動神経抜群💪」「胸キュンどころかズキュゥゥーン💘じゃないですか!?」という反応が寄せられました。
クロース真桜さんは、そうした反響に対して「突然の通知音の止まらなさ加減にビックリしました!鳥たちは人が想像しているよりはるかに賢く記憶力も運動神経もいいんです。そして籠の中の孤独な鳥ではなく、現在はこんな風に人と向き合って、色々なことが一緒にできることを知ってもらえるきっかけになったのではないか、ととても嬉しく思います」とコメントしています。