KDDI、米企業製ドローンを全国1000カ所配備へ。災害対応などで「ゲームチェンジャーになる」

KDDIの松田浩路取締役は記者会見で「点検、監視、災害対応の分野におけるゲームチェンジャーになると確信している」と述べました。

KDDIは5月13日、災害救助などを目的に全国1000カ所にドローンを配備すると発表した。試算では、日本どこでも10分以内で駆けつけることができるという。

KDDIは2、3年以内に配備したい考え。同社の基地局をはじめ、TOB(株式公開買い付け)が成立したローソンの店舗なども検討する。

KDDIは7日、人工知能(AI)を使った自律飛行型ドローンを手がけている米スカイディオと資本業務提携を結んだ。

ドローンを巡っては、老朽化が進むインフラの点検や建設現場の広域監視など活用が進んでいる。

スカイディオの最新機「Skydio X10」は最高峰のセンサーを搭載した小型ドローン。サーマルカメラを活用すれば、災害時に要救助者を検知できる。夜間飛行も可能だという。

KDDIの松田浩路取締役は13日の記者会見で「点検、監視、災害対応の分野におけるゲームチェンジャーになると確信している」と述べた。

また、スカイディオのアダム・ブリーCEOは「ドローンが社会に与える影響をさらに拡大できることを大変うれしく思う」とメッセージを寄せた。

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