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アメリカ・ニューヨークで5月6日(現地時間)、ファッションの祭典「MET GALA」が開催され、米歌手ケイティ・ペリーさんのドレスが素敵だと注目されている。
だが実際は、ペリーさんはこのイベントに出席していない。写真はAIによって作られていたのだ。
制作者は明らかになっていないが、この写真はSNSで広く拡散され、多くの人を混乱させている。
ペリーさん自身もこのAI写真を自身のInstagramにネタとして投稿。あまりにもリアルすぎたため、ペリーさんの母親さえも騙されてしまったようだ。
投稿されたメッセージのやり取りで、ペリーさんの母親は「あなたがMETに行ったの知らなかった。なんてゴージャスなドレスなの!パレードのフロートみたい!」と感想を述べると、ペリーさんは「www。ママもAIにやられたね。気をつけて!」と返信している。
ペリーさんの「写真」の衣装は、花や緑に飾られたロングドレスと、金属製のコルセットから緑の植物がスカートのように垂れ下がった2着で、どちらも2024年のMETのドレスコード「The Garden of Time(時間の庭)」にうまくマッチしている。
しかし、鋭いフォロワーたちは、レッドカーペットの背景が今年のデザインと違うことに気がついた。またケリーさんはキャプションに「仕事があってMETに行けなかった」と書いており、投稿はレコーディングスタジオにいるペリーさんの動画で終わっている。
投稿された写真には、「これは信じちゃう」「素敵〜と思ったらまさかのAI写真」「ちょっと待って、混乱してる...」「綺麗なドレスだから、実際に着て欲しい!」「イベントに出席さえしてないのに大優勝」など、混乱と驚き、そしてドレスを賞賛する声が多く寄せられた。
ハフポストUS版の記事を翻訳・編集・加筆しました。