アメリカ・ニューヨークで5月6日(現地時間)に開かれたファッションの祭典「MET GALA(メットガラ)」。
セレブらが豪華なドレスを披露する中、ラッパーのドージャ・キャットさんが濡れたTシャツ姿でレッドカーペットに登場した。
2024年のメットガラのドレスコードは、イギリスの小説家J・G・バラードの同名小説から着想を得た「The Garden of Time(時間の庭)」で、多くの人がドレスやスーツに、花の要素を取り入れた。
ドージャ・キャットさんは白いTシャツを選んだ理由について「たくさんの人が、花を着てくるのは知っていました。私が選んだのは一番使われている花、綿です」とエンターテイメント・トゥナイトのインタビューで答えている。
「白いTシャツにしたかったんです。時代を超越するものですから。この選択をとても詩的だと感じました」
「周りから浮くとわかっていました。でも私はあまり溶け込むのが好きじゃありませんから」
白いTシャツはヘアジェルで濡らしたとも明かしている。
ドージャ・キャットさんのファッションは、メットガラの会場に到着する前から注目を集めていた。
会場に向かうためにホテルを出た時には、「ドレス」と書かれたタグ付きの白いタオルで体を覆い、頭にもタオルを巻いていた。
メットガラの共同ホストでヴォーグ編集長のアナ・ウィンターさんは、2024年のテーマ「Sleeping Beauties: Reawakening Fashion:(眠れる美:ファッションが再び目覚める時)」について、「詩的でロマンチックで素晴らしいけれど、実は色々な解釈ができるのです」とトゥデイのインタビューで語っている。
また、「時間の庭」というドレスコードについても「多くの人を戸惑わせたのではないかと心配しています。多くの花が見られることでしょう」と述べた。
ドージャ・キャットさんは、2023年のメットガラには白猫ファッションで参加している。
ハフポストUS版の記事を翻訳・加筆・編集しました。
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