JR東日本が4月26日にカスタマーハラスメント(カスハラ)に対する方針を公表したことが話題になっている。
JR東は「働く社員一人ひとりを守るため、カスタマーハラスメントが行われた場合には、お客さまへの対応をいたしません」と明記。「さらに、悪質と判断される行為を認めた場合は、警察・弁護士等のしかるべき機関に相談のうえ、厳正に対処します」と方針を示した。
JR東はカスハラに当たる行為として、身体的・精神的な攻撃や土下座の要求、差別的・性的な言動などを挙げた。
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乗務員や駅員らが乗客から罵声を浴びせられるといったカスハラが後を絶たないという。
SNS上では「従業員を守るものとして評価できる」「企業として『何を認めないのか』を定めることは重要だ」「社会全体で毅然とした対応を取ることが肝要だ」といった声が上がっている。
一方で「本来、こういう宣言をしなきゃいけないこと自体が問題」「こんなものを発表しなきゃいけない世の中になったのか」と現状を嘆く声もあった。