昨今、突然の天候不良や花粉、黄砂などの懸念から、洗濯物を部屋干しする人が増えているといいます。
しかし、洗濯物の部屋干しは乾きづらく、においも気になりますよね。さらに、洗濯・乾燥という家事に貴重な時間を取られている家庭も多いようです。
どうすればタイパ(かけた時間に対する効果や満足度)良く、室内で洗濯物を乾かすことができるのか、プロがその方法を教えてくれました。
タイパよく乾燥させる方法がこれだ
パナソニックが4月5〜10日、インターネット上で子どもと同居する20〜50歳代の1126人に調査を実施したところ、70%の人が「部屋干しする機会が増えている」と回答しました。
一方、部屋干しで困ることについては、「乾くまでに時間がかかる」(56%)、「洗濯物の部屋干し臭」(53%)、「室内で邪魔になる」(42%)が多く挙げられています。
さらに、子どもがいる家庭だと、洗濯物の量も多いですよね。「その他の家事と比較し、洗濯の拘束時間は長いと感じますか?」という質問には、62%が「とてもそう思う」(21%)、「ややそう思う」(41%)と回答しています。
では、部屋干しで乾く時間を最短にする方法はあるのでしょうか。「タイパ家事」のプロ・矢野きくのさんが教えてくれています。
まず、タイパ良く洗濯・乾燥するためには、「洗濯物は部屋干し×衣類乾燥除湿機」がおすすめだそうです。
こうすることで、「天気・時間帯に左右される」「PM2.5や花粉、黄砂などが付着する」といった懸念のほか、部屋干しのデメリットである「時間がかかる」「部屋干し臭が発生する」を同時に解消することができます。
衣類乾燥除湿機は、空気に含まれた湿気を取り除くことに加え、風を当てて水分の移動を促すため、自然乾燥と比較して乾燥スピードも向上するそうです。
この調査では、4人に1人(25%)が「1日2回以上」洗濯していることもわかったため、特に洗濯物が多い子育て家庭にとってはタイパよく乾燥させるメリットが大きいかもしれません。