大リーグは4月15日(日本時間)、各地で試合が行われた。
ドジャースタジアムで行われたドジャース対パドレスでは、大谷翔平選手とダルビッシュ有投手が対決。先発のダルビッシュ投手が大谷選手を3打数無安打に抑え込むなどし、6対3でパドレスが勝利した。
そんな白熱した試合の最中、スタンドではある“珍プレー”が。会場で珍プレーに気づいた人は少なかったようだが、カメラはとらえていたーー。
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ハフポスト日本版が独自に選んだ「MLB注目ワンプレー」の一つとして紹介する。
スタンドで起きた“珍プレー”とは
0対0で迎えた4回無死走者なしの場面で、打席にはパドレス4番のマニー・マチャド選手。1ボール1ストライクからの3球目、アウトコースに投じられた球を強振すると、打球は大きく上がり、そのまま左中間のスタンドに飛び込んだ。
しかし、この打球が飛び込んだスタンドには、青いユニホームを着たドジャースファンたちが詰めかけていた。1人のドジャースファンは、ジャンプするようにして球をキャッチした後、そのホームランボールをグラウンドに投げ返してしまった。
敵チームのホームランボール。やはり、気分がいいものではないのだろうか……。と、思われたが、カメラがその瞬間をとらえていた。
そのドジャースファンは、キャッチしたマチャド選手のホームランボールを投げ返したのではなく、事前にポケットに入れていた別のボールをグラウンド投げ返していたのだ。
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つまり、ホームランボールは“ちゃっかり”自分のものにしていた。
このファンは記者の取材に、「パドレスのホームランボールは投げ返さないとドジャースファンにブーイングされるから」「みんな分かってなかったけど、カメラだけに気づかれてたね」などと答えていた。
私も野球ファン、敵チームのホームランボールでも欲しい気持ち、わかります。(相)