アメリカの首都としてよくニュースなどで耳にする、「ワシントンD.C.」。
しかし、その「D.C.」の意味まで知っている人はあまり多くないかもしれない。
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D.C.は、「District of Columbia(コロンビア特別区)」の略。
ワシントンD.C.は、東海岸のポトマック川河畔に位置し、メリーランド州とバージニア州に隣接している。どの州にも属さない、連邦政府の直轄地だ。
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元を辿ると、アメリカ独立後の1790年、100平方マイル(約259平方キロメートル)の正方形の首都区域が創設され、新たな連邦領「District of Columbia」が誕生した。名前の由来となったのはアメリカ大陸を発見したとされていたイタリアの航海者クリストファー・コロンブスだという。
そしてその領内に新しく設立された連邦都市の名前が、初代大統領ジョージ・ワシントンにちなんで「ワシントン市」となったという。
こうした背景から、「ワシントンD.C.」または「D.C.」と呼ばれているようだ。
ワシントンD.C.には、ホワイトハウスや連邦議事堂などの政府機関や、さまざまな歴史モニュメント、スミソニアンをはじめとした多くの博物館などがある。
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