アメリカのメジャーリーグサッカー(MLS)で、試合前の心温まる光景が「優しさの連鎖」と話題を呼んでいる。ニューヨーク・レッドブルズの公式Xが3月25日、その様子を捉えた動画を投稿した。
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NEWS18によると、この出来事があったのは、3月23日のニューヨーク・レッドブルズ対インテル・マイアミの試合前。悪天候のなか、ニューヨーク・レッドブルズの選手らと共に「エスコートキッズ」も試合前のフィールドに入場し、冷たい雨にさらされていた。
選手らはコートを着用していたが、子どもたちが着ているのは半袖の赤いユニフォームだけ。子どもたちの肌に、雨が直接当たる状況になっていた。
そんな子どもたちの様子を見た、選手の列の一番端に立っていたとみられるダンテ・ファンゼイル選手は、自分のコートを脱いで、前に立っているエスコートキッズの肩にかけてあげた。子どもは驚くような仕草やほっとしたような笑顔を見せた。
その光景を見た他の選手も続いて、自分のコートを前に立っているエスコートキッズに着させた。まるで「ドミノ効果」のように、思いやりの行動が波及していった。
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ニューヨーク・レッドブルズがXに投稿した動画には、子どもを労うような選手の仕草や、子どもが笑顔でコートに手を通す様子などが映っている。
この動画には、「すべての瞬間が素敵」「優しさの連鎖」「とても感動した」など、多くの称賛の声が寄せられている。