故ジャニー喜多川氏の性加害問題をめぐり、「SMILE-UP.」の東山紀之社長が、「ほかに2人のジャニーズ事務所スタッフが、少年タレントを性的に加害していたと聞いている」とBBCの取材で明らかにした。
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ジャニー喜多川氏以外に2人の加害者がいたことは、2023年8月に旧ジャニーズ事務所が行った社内調査で明らかになったという。
東山氏は、この人物は今も存命だと述べているが、被害者が誰かわからず、本人が刑事事件としての立件を望むかどうかを把握していないと答えている。
この問題について、ハフポスト日本版はSMILE-UP.に問い合わせている。
ジャニー喜多川氏がジャニーズ事務所所属のタレントに性的虐待をしていたことは、BBCが2023年3月に放送したドキュメンタリーがきっかけで大きな社会問題になった。
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同年5月には藤島ジュリー景子社長が動画と文書で謝罪し、その後ジャニーズ事務所は外部の専門家による「外部専門家による再発防止特別チーム」を発足させた。
また、10月には事務所を解体して社名を「SMILE-UP.」に変更し、東山氏が社長に就任した。
東山氏は10月の記者会見で、「被害者救済委員会」に478人の申し出があったと述べている。