GWに金運アップ?巨大砂絵『寛永通宝』を整える「砂ざらえ」の参加募集。立ち入り禁止区域に入れる体験イベント

香川県で現地で実物を見ると「健康で長生きし、お金に不自由しない」と言われるイベントが開催されます。
琴弾公園にある銭形の砂絵「寛永通宝」=香川県観音寺市
琴弾公園にある銭形の砂絵「寛永通宝」=香川県観音寺市
MIXA via Getty Images

今年のゴールデンウィーク(GW)は4月27日から5月6日まで最大10連休。香川県で「健康で長生きし、お金に不自由しない」と言われるイベントが開催されます。

イベントは香川県観音寺市の琴弾公園にある巨大な砂絵「寛永通宝」の形を整える「砂ざらえ」だ。

同市サイトによると、有明浜の白砂に寛永通宝の銭形をした砂絵が描かれている。深さ2mで、東西122m、南北90mに広がり、周囲は345mと巨大だ。市はこの砂絵について「寛永10(1633)年に藩主を歓迎するために一夜にして作られたと言われており、この砂絵を見れば健康で長生きし、お金に不自由しないと伝えられている」と紹介している。ただ、寛永通宝は寛永13(1636)年から鋳造されたと言われているため、砂絵の由来ははっきりしていない。

観音寺市の琴弾公園内にある、周囲345mの砂絵「寛永通宝」。この砂絵は11月4日、形を整える「砂ざらえ」が行われました。見ると金運に恵まれるといわれている「銭形砂絵」は、多くの人によって美しくきれいな形に整えられました。 (三豊支所)#観音寺市 #銭形砂絵 #燧灘 pic.twitter.com/UNgIIb2ueG

— NOSAI香川 (@nos_kag) November 22, 2018

地上から見るほか、展望台からは全体像が眺められ、観光名所となっている。

普段は立ち入りができないこの砂絵に、毎年春と秋の2回だけ「砂ざらえ」のために入ることができる。砂ざらえは銭形を整えることで、希望者は無料で参加できる。

2024年春の砂ざらえは4月29日午前9時〜11時ごろ開催される。事前の申し込みは不要で、当日は琴弾公園にある銭形砂絵が集合場所だ。スコップなどの道具は貸してもらえる。途中からの参加や中抜けも自由にできる。

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