原宿、品川、新宿、秋葉原など東京都内の主要地点を結ぶJR山手線。沿線に住めば、これらの停車駅に乗り換えなしで行くことができ、とても便利です。
しかし、いくら便利とはいえ、“あの”山手線。沿線の物件は高いんだろうなんて思ったことはありませんか?
実は山手線でも一部の駅の「シングル向け」の中古マンションは、価格をある程度抑えることができるんです。
リクルートが運営するニュースサイト『SUUMO ジャーナル(スーモジャーナル)』が、「JR 山手線沿線の中古マンションの価格相場」の調査結果を公開しました。
今回は山手線の駅を、「シングル向け」の中古マンション価格が安い順に紹介していきます。
「シングル向け」中古マンション価格ランキング
10位から4位までの駅は以下の通りです。
10位 目白(豊島区)4370万円
9位 上野(台東区)4290万円
8位 高田馬場(新宿区)4280万円
7位 駒込(豊島区)4189万円
6位 大塚(豊島区)4185万円
5位 鶯谷(台東区)4045万円
4位 田端(北区)3905万円
3位 巣鴨(豊島区)3880万円
3位にランクインしたのは巣鴨駅。JR山手線に加え、都営三田線が通っているアクセスが良い駅です。しかしそれだけではなく、巣鴨地蔵通り商店街や染井霊園など歴史を感じられるスポットが多いところも魅力的です。
2位 日暮里(台東区・荒川区)3790万円
2位にランクインしたのは日暮里駅。JR山手線のみならず、JR常磐線、日暮里・舎人ライナーなどが通っています。成田空港へも一本で行くことができるので旅行好きな人には魅力的な駅なのではないでしょうか?
1位 西日暮里(荒川区)3770万円
2位の日暮里から徒歩で7〜8分の隣駅、西日暮里が1位にランクイン。中古マンション価格相場は3770万円と、日暮里とわずか20万円の差でした。
西日暮里の魅力は何と言ってもアクセスの良さ。JR山手線に加え、京浜東北線、東京メトロ千代田線、日暮里・舎人ライナーが通っています。千代田線は、大手町、霞ヶ関、表参道などに停車する上に、一部列車は代々木上原から先に小田急小田原線に直通するところも便利です。
西日暮里駅周辺は、ビルや商業施設の建設など、再開発の予定も進んでいるのでこれからさらに人気が上昇することが予想されます。
狙い目は山手線北側
ランキング10位以内の駅は全て、新大久保〜秋葉原間に収まり、山手線の北側に集中していることがわかります。山手線沿いでも、価格を抑えて物件を購入したい場合は北側を中心に探してみるといいかもしれません。