4月からの新生活にあたり、引っ越しや断捨離を考える人も多いこの季節。
便利なのが、不要になった物をネットで手軽に出品・購入できる「フリマアプリ」です。近年サステナビリティの観点からも、物を捨てずに新しい使い手を探す動きが広がっています。
データ分析や調査代行を行うナビットは、全国の20〜80代の1000人を対象に人気のフリマアプリや、購入品についてのアンケートを実施しました。
どのフリマアプリが良いか迷った時に、参考になる情報をまとめました。
どのアプリが人気?
1000人のうち、フリマアプリを利用したことがあるのは59.6%で、半数以上を占めました。使い方は購入したのが458人、出品して実際に売れた人が419人いました。
利用したアプリで一番多かったのは「メルカリ」で514人。次が、「ヤフオク!」(現在は「「Yahoo!オークション」に改名)322人、「ラクマ」189人、「paypayフリマ」(現在は「Yahoo!フリマ」に改名)163人、「ジモティー」94人と続きました。
フリマアプリの代名詞とも言え、知名度の高いメルカリがダントツで人気のようです。ナビットによると、最もユーザー数が多いのもメルカリで、月間2000万人を超えているといいます。
何を買ってる? 購入・出品の際に気を付けることは?
ではフリマアプリを使用する人は、どんな商品を購入しているのでしょうか?
最も多いのは、「本」257人で、次いで「服」233人。「化粧品・美容品」「雑貨・インテリア」などを購入している人も120人以上いました。
顔の見えないネット上のやりとり。トラブルにならないかと不安を抱く人も多いかもしれません。
フリマアプリを利用する際に、気を付けていることとして、以下のようなコメントも寄せられました。
「出品の際は、写真の撮り方、価格設定、売れる季節か、同じ商品がどの程度出品されているか調べ、丁寧な対応をする」
「 購入する際は、複数の同じ商品をよく見比べる、出品者のページで他の出品しているものを見る」
「評価の良い人と取引する」
「相手の評価を見て、問題を起こしてないか確認してやりとりする」
購入する際には出品者の評価をチェックし、自分が出品する際には事前リサーチに加え、回答や発送の迅速さや丁寧な対応を心がけている人も多くいるようです。