大谷翔平選手の水原一平通訳をドジャースが解雇、米メディアが報道。違法賭博に関与か

ロサンゼルス・ドジャースが、大谷翔平選手の専属通訳を務めていた水原一平氏を解雇したと複数のメディアが報じています。
ドジャースの入団記者会見前に談笑する(左から)大谷翔平、水原一平通訳、代理人のネズ・バレロ氏(2023年12月14日、アメリカ・ロサンゼルス)
ドジャースの入団記者会見前に談笑する(左から)大谷翔平、水原一平通訳、代理人のネズ・バレロ氏(2023年12月14日、アメリカ・ロサンゼルス)
時事通信社

米大リーグのロサンゼルス・ドジャースが、大谷翔平選手の専属通訳を務めていた水原一平氏を解雇したとAP通信などが伝えている

なぜ解雇?

AP通信によると、水原氏は違法賭博と窃盗の疑惑を受け、20日付でドジャースから解雇された。

ロサンゼルス・タイムズ紙とスポーツ専門チャンネル「ESPN」が、水原氏と違法なブックメーカーとの関係疑惑を報じていた。

また、大谷選手の弁護士が所属する法律事務所「バーク・ブレトラー」は声明で、「最近のメディアからの問い合わせに対応する過程で、大谷選手が大規模な窃盗被害に遭っていることが判明し、当局に問題を引き渡している」と述べたという。

水原氏は、プロ野球の北海道日本ハムファイターズで英語圏の選手の通訳をしていたが、大谷選手が同球団からロサンゼルス・エンゼルスに移籍するにあたり、専属通訳を務めるようになった。

車の運転やキャッチボール相手になるなど公私にわたって大谷選手をサポートしてきたことから、国内外で「一平さん」「Ippei」の愛称で親しまれていた。

SNS上では、「嘘だといってくれ…」「まじか」などと動揺が広がっている。

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