仕事をしながら転職活動をするのは結構大変。
労力もストレスもかかるものですが、実際に在職中に転職活動をしたことがある人は、どういったことに特に悩んだのでしょうか?
インターネットマーケティングなどのサービスを提供するNEXERが運営する「キャリアバイブル」が、在職中に転職活動をした経験のある500人を対象に「在職中の転職活動における悩み」についてインターネット上でアンケートを実施。3月19日に結果を発表しました。
アンケートでは「在籍中の転職活動におけるもっとも大きな悩み」「それがもっとも大きな悩みになった理由と、どのように解決しようとしたか」の2つを尋ねました。
あなた1人が転職活動で悩んでいるわけではないので大丈夫。みんなの悩みを早速みていきましょう。
「在職中の転職活動における悩み」10〜4位は?
まず、10〜4位を一挙に紹介します。
10位:家族の協力を得づらい(8票)
9位:転職エージェントとの相性(12票)
8位:企業のリサーチや書類作成などの時間が取りづらい(20票)
7位:資格・スキル不足(22票)
6位:転職後の生活が想像しづらい(32票)
5位:不採用通知によるメンタルの不安定さ(48票)
4位:仕事と転職活動の両立が難しい(60票)
続いて3位〜1位を紹介します。
3位は「周囲に気付かれないように転職活動をするのが難しい(86票)」でした。転職活動はさまざまな理由から話したくない・気付かれたくないと思っている人は多いようです。アンケートには「会社の業績が悪化していたので、自分が辞めるとバレると周囲に波及してしまうかもしれない、と思ったのが理由。とにかく誰にも言わずにした(50代)」「周りにもう就活しているのを知られると、今の仕事に力を入れていないように思われるから。休暇をとって活動した(50代)」「周囲の人に気が付かれないように、面接に行くのに、他の理由で早退、欠勤していた(60代)」などの声が多く寄せられました。
2位には「面接の日程を組みづらい(100票)」。仕事をしながらだとなかなか面接の日程調整は大変ですよね。「転職エージェントを利用して日程調節等の任せられる部分はやってもらう形にして、自分の負担を少しでも減らして1か月程で転職活動を終わらせることが出来た(20代)」「日勤で思うように有給も取れないような職場では職安に行くのも苦労した。定時後の午後6時などに面接を組んでもらった(30代)」「こちらの都合で休みが取れない。有給の有効活用(40代)」「休みが取りづらい職場だったので、結局は退職してから応募した(40代)」といった声がありました。
みんなの、転職活動の悩みで最も多かった1位は「希望に合う転職先を見つけるのが難しい(112票)」でした。そもそも、多くの人が転職先を探すのに悩んでいるようです。寄せられたコメントには「自分に合う仕事が分からない(20代)」「希望する職種が経験等の理由で応募できないこと。解決には至らず条件を妥協した(30代)」「希望の仕事が見つかるまで無職になってしまうから。焦らずにたくさんの情報を集めて就職できるように動く(40代)」「経歴、経験、これまでの年収が高めだから。妥協することなく、時間がかかっても探す(50代)」などがありました。