新生活を始める人が多い春の季節。新たに社会人となったり、転職をしたり…。新しい職場環境を前に、みんなどんなことを不安に感じているのでしょうか?
社員の自律的協業を促すプラットフォーム「Beatrust」を提供するビートラストは、「新卒入社、あるいは異動や転職など、新しい職場で感じる不安」に関する調査を行いました。調査は、20代〜50代の会社員400人を対象に、2月29日〜3月1日にかけてオンラインで実施。3月14日に結果を発表しました。
「仕事についていけるか」より不安なのは?
「新卒入社、あるいは異動や転職など、新しい職場で働きはじめる時に不安に感じる(感じた)ことは何ですか?」という質問をしたところ、次のような結果となりました(複数回答可)。
5位 正当な評価をされるか
4位 自分の経験が活かせるかどうか
3位 職場(社風)に馴染めるか
2位 仕事についていけるか
1位 職場での人間関係がうまくいくか
1位にランクされたのは、「職場の人間関係」への不安でした。上司や同僚と良い関係を築けるか?という点を、多くの人が不安に感じているようです。
不安にどうやって対処する?
続いて、「その不安に対して、会社や受け入れ先のチームが何か対応してくれていたり、もしくは自分で何か準備をしたりしていますか?」と尋ねたところ、全世代では、次のような結果になりました(複数回答可)。
5位 先輩社員や上司が、個別に相談する時間を設定してくれる
4位 自分から積極的にコミュニケーションをとるようにしている
3位 会議や研修など全体の場で対応してくれる
2位 職場環境や人間関係をよく観察しておく
1位 わからないことを積極的に質問する
わからないことを進んで確認したり、自分からコミュニケーションをとるようにしたりするなど、「コミュニケーション」に関する対処法が上位との結果になりました。
会社としてできることは?
「新卒入社、あるいは異動や転職の際に、会社や受け入れ先のチームがこのような準備をしてくれると、不安が解消されるという方法はありますか?」という質問に対しては、次のような結果が得られました(複数回答可)。
3位 必要なスキルや経験を学べる機会があること
2位 会議や研修など全体の場で交流する機会
1位 一緒に働くメンバーと気軽にコミュニケーションが取れること
会社や受け入れ先チームに求めることとしても、最もニーズが高かったことは「コミュニケーション」の機会でした。
さらに、「スキルや経験を学べる機会」を重視する人が一定数いることがアンケート結果から分かり、学習機会を設けることも新入社員らのサポートにとって重要と言えそうです。