いつ起きるか分からない災害に備えて、どんな準備をしていますか?
2024年2月にAlbaLink社が行った、防災意識の実態調査では、「地震・津波などの災害に備えていること」についての回答で最も多かったのは「水・食料の備蓄」でした。多くの人が1番に必要なものと考えていることがわかります。
水は買ったものを備蓄している人も多いと思いますが、汲み置きした水でも問題ありません。
水の汲み置き方法や、何日くらい保存できるのかなどについて、東京都 水道・下水道の公式X(@tocho_suido)の投稿をもとに紹介します。
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正しい「汲み置き」方法とは?
・水の入れ方
清潔で蓋のできるペットボトルやポリタンクなどの容器に、できるだけ空気に触れさせないように気をつけ、水道水を口元まで満タンにして入れてください。
この時、浄水器を通したり、一度沸かしたりしたものだと、消毒用の塩素が除去されてしまいます。そのため、蛇口から直接、水を注ぎ、そのまま保存してください。
・水は1人1日3リットルが目安
1日に1人の人間に必要な水の量は3リットルです。これを目安にして、3日分程度使えるように汲み置きしてください。
・保存期間や長持ちさせる方法
塩素の消毒効果は、直射日光を避けて常温で3日程度持ちます。より長持ちさせるには、冷蔵庫で保管します。そうすることで10日程度持続します。
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水を汲んだら、日付をメモしましょう。
飲料として使う場合は、汲み置きした水に雑菌が入らないように直接口をつけず、コップに入れてから飲んでください。
保存期間が過ぎたら、飲料として使わずに掃除や洗濯に使ってください。
水はとても貴重なもの。いざという時のために備えておきましょう。