スズキが初任給を引き上げ。どれだけ上がる?60歳以降の給与も見直し。その狙いとは?

スズキは新卒社員の初任給を4月から引き上げると発表しました。60歳以降の働き方も見直します。

スズキは新卒社員の初任給を4月から引き上げる

高卒は17万9500円から20万1000円、大卒は22万円から25万1000円、院卒は24万2000円から27万3000円に変更。それぞれ12.0〜14.1%のアップとなる。

また、60歳で定年を迎え再雇用された社員ついては、体力などの問題がなければ60歳時点の業務と給与を維持する。社員が生き生きと働ける会社を目指すという。

鈴木俊宏社長は「従業員のモチベーションを高め、スキルアップやイノベーションを推進することを目指している。一人ひとりの挑戦と行動を促し、『個の成長』の加速と 『個の稼ぐ力』を強化し、組織全体の成長につなげる」と説明している。

スズキの足元の業績は好調で、2023年4〜12月期の連結決算は最終(当期)利益が1981億円(前年同期比8.0%増)。24年3月期は2400億円と過去最高を見込む

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