【もっと読みたい】検索を通じて社会課題の解決を。ヤフーが貫く信念とは?
LINEヤフーは、東日本大震災の発生日である3月11日に合わせ、利用者が「3.11」と検索すると1人につき10円をLINEヤフーから被災地支援の団体へ寄付する取り組みを企画している。
ヤフーが2014年に始めた「検索は、チカラになる。」という企画で、東日本大震災の復興支援と震災の記憶の風化防止、さらに2024年1月に発生した能登半島地震の被災者・被災地への支援が目的だ。
3月11日午前0時から午後11時59分までに「Yahoo!検索」、「LINE(ニュースタブ上部の検索窓)」、「Yahoo!きっず」で検索されたものが対象。
「3月11日」「3,11」など表記が異なるキーワードでの検索は対象外になるので、検索時には注意が必要だ。
検索されるたびに積み上げられる寄付額の上限は5000万円。
寄付先は、東北支援が▽3.11メモリアルネットワーク▽SET▽底上げ▽まるオフィスーーの4団体。能登支援は▽全国災害ボランティア支援団体ネットワーク▽被災地NGO恊働センター▽レスキューストックヤードーーの3団体となっている。
2023年はヤフーとLINEで、のべ1251万8456人の検索を集め、9428万4160円を寄付した(ヤフー、LINEそれぞれ上限5000万円)。
「検索は、チカラになる。」の前身である「Search for 3.11 検索は応援になる。」を立ち上げたLINEヤフーの西田修一さん(サステナビリティ推進統括本部長)は、次のように呼びかけている。
「検索数を可視化することで被災地のみなさんをこれだけ多くの人々が『応援している』というメッセージにもなりますし、実際に、応援の数をお金に変換することで寄付として復興支援にもつながります。また、検索するたび、被災地に思いをはせることになるので、風化防止にもつながります」