ミシガン州デトロイト郊外の都市インクスターで2月26日、7年間行方がわからなくなっていた人物が発見された。
ミシガン州警察によると、この人物の義理の母親から「2017年から行方知れずになっていた子どもから『モーテルで無理やり監禁されている』という連絡があった」と通報があった。
情報を元に警察官がモーテルを特定して、現場に向かったところ、部屋から叫び声と泣き声が聞こえたという。
ミシガン州警察によると、警察官が部屋に入って中にいた人物を救出。助け出された人物は病院に運ばれて診断を受けた後に、家族と再会したとされる。
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救出されたのは30代の女性で、行方がわからなくなった時には20代だったという。
警察は部屋から薬物や携帯電話、銃器を押収して容疑者を特定しており、人身売買の可能性も含めて調査をしている。
ミシガン州警察のマイク・ショウ警部補は「家庭内暴力や大規模な人身売買の可能性がある一方で、家に帰りたいと決心して義理の母親に連絡したということも考えられます」と、地元テレビ局WDIVに述べている。
警察は、女性が7年前に行方不明になった経緯についても調べているという。
ショウ警部補は、行方不明になった経緯がわからない現時点では「刑事責任を問えるかどうかはわからないが、少なくとも女性を救い出すことはできた」と地元テレビ局WWJに説明している。
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ハフポストUS版の記事を翻訳しました。