日本に住んでいる外国人は、普段どの店で服を買っているのでしょうか?
日本在住の外国人向けメディア「YOLO JAPAN」が、よく買うファッションブランドに関するアンケートを実施し、その結果を基にランキングを発表しました。
文化的背景などによって人気のスタイルは異なりますが、その枠を超えて支持を得ているブランドの共通点がアンケート結果から浮かび上がります。
早速ランキングを見ていきましょう。
10位から6位
調査は2023年9〜10月、日本で暮らす外国人で「YOLO JAPAN」のユーザーを対象に行い、233人から回答を得ました。
10位から6位までは以下の通り。
10位 Bershka
9位 Honeys
8位 Muji
7位 Forever 21
6位 Gap
5位 しまむら
5位にランクインしたのは、日系の大手衣服チェーンのしまむら。全国に店舗があり、子供服から部屋着まで多種多様な服を手頃な価格で販売しています。
しまむらを選んだ人からは「サイズやスタイルが多種多様だから」「自分に合ったサイズやTPOに合った服を見つけやすい」など、サイズやデザインの幅広い展開を気に入っているというコメントが寄せられました。
4位 ZARA
4位にランクインしたのはスペイン発祥のZARA。全世界で人気のブランドで、トレンドをいち早く取り入れた高級感のあるデザインが有名です。
ZARAを選んだ理由としては「毎シーズン新たなスタイルの洋服に出合える」「人気ブランドで、着心地が良く、品質も良い洋服を売っているので、信頼できる」などが挙げられ、トレンディで高品質なデザインが人気なようです。
3位 H&M
3位にランクインしたのはスウェーデン発祥のH&M。スタイリッシュで流行を捉えた服をリーズナブルな価格で提供しているブランドです。
H&Mを選んだ人からは「カジュアルな洋服をリーズナブルな値段で買えるので、よく行きます」「デザインが良く手ごろな値段なので」などのコメントが寄せられ、価格以上のデザインを気に入っているという人が多く見られます。
2位 GU
2位にはユニクロの親会社であるファーストリテイリングが展開する、GUがランクイン。ユニクロより低価格で、若い世代を対象としたトレンディな服を販売しています。
GUを選んだ人からは「デザインと品質がとてもよく、値段も安い」「たくさんの選択肢があり、ぴったりのサイズが見つけやすく、機能的なので」などのコメントが寄せられ、価格の低さやデザイン、サイズの多様性が支持を得ているようです。
1位 ユニクロ(UNIQLO)
1位に輝いたのは日本を拠点に世界各国に店舗を持つユニクロ。シンプルで機能的な服が手頃な価格で手に入るので、幅広い世代から愛されているブランドです。
ユニクロを選んだ人からは「買いやすい値段なのに、品質が良い」「店が多く、洋服のクオリティーもとても良い」「トレンドの服とベーシックな服の両方を買うことができる」など価格・店舗数・シンプルなデザインが人気の理由として挙げられました。
YOLO JAPANは、今回のアンケートの回答で「価格」「店舗数」「デザイン性」「品質」というワードが頻出したことから、この4点が日本で暮らす外国人がブランドを選ぶ際に重要視するポイントだと推測しています。
ランキング結果を、友人へのプレゼント選びや自身の買い物の参考にしてみてはいかがでしょうか。