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私たちは、若さを追い求める社会に生きています。多くの人が年を取るのを恐れているからですが、老化を呪いではなく祝福として捉えられたらどうでしょうか?
ラッパーのピットブルも「地上にいる毎日が素晴らしい日」と歌っています。
私たちは、自分の年の重ね方や老後の過ごし方すべてを、コントロールできるわけではありません。
それでも、テネシー州ヴァンダービルト大学の老年医学専門医パルル・ゴヤール博士によると、老後に健康で幸せな時間を過ごすために、日々の生活でできることはあります。
ハフポストUS版のポッドキャスト「Am I Doing It Wrong?」はゴヤール博士をゲストに招き、65歳を過ぎても元気でいる秘訣を聞きました。
上手に年齢を重ねるための「意外な方法」
ゴヤール博士によると、現在の年齢に関係なく、私たちの食生活や身体活動のレベルと質、さらには性生活などが、老後の生活に影響を与えます。
こういった一つ一つが大事なのですが、それに加えて、ゴヤール博士は元気で健康的な老後を過ごすための「意外な方法」も教えてくれました。無料でできるその方法とは――。
「研究から、ポジティブな考え方をする人は認知機能が向上し、より良い身体的健康を保ち、感情面での回復力が高まる傾向があることがわかっています」
つまり、楽観主義者でいることこそ、元気に年齢を重ねる秘訣というわけです。
ゴヤール博士によると、ロックフェラー大学の2019年の研究で、楽観主義と長寿との関連が示されました。また、フランスで2018年に発表された研究でも、加齢を肯定的に捉えるかどうかが、老後の生活の質を予測する重要な因子であることがわかっています。
では、どうすれば楽観主義者でいられるのでしょうか。
ゴヤール博士は、「夜に感謝の日記をつけたり、ポジティブアファメーション(自分や他者を励まし、肯定する言葉を発すること)を実践したり、瞑想したりすることをお勧めします」と話します。
「ポジティブな考え方をする人と一緒に過ごすのも良いでしょう。私たちは、一緒に時間を過ごす人から影響を受けますから」
「Am I Doing It Wrong?」はゴヤール博士を招いた回で、自分自身(や愛する人たち)を大切にする方法や、歳を重ねることを楽しむ秘訣、脳をシャープに保つコツや、良い昼寝についても話しました。
ハフポストUS版の記事を翻訳・編集しました。