「君は捨ててとグシャグシャにしたけど...」
歌手の浜崎あゆみさんが2月16日、自身のInstagramで、自身の子どもに向けたメッセージを投稿しました。その温かい内容に反響が広がっています。
浜崎さんは、ドーナッツが描かれた一枚の塗り絵の写真を投稿。ドーナッツはピンクや青、茶色などでカラフルに塗られています。
投稿で「君のキャンバスは君だけのものだよ。君が好きなようにカラーして良いんだよ」とつづり、こう続けました。
「君のカラーを嘲笑うひとの話は聞かなくていい。だってそのひとは君のキャンバスにも発言にも責任なんて絶対にとらない。そしてそのこと自体さえいつか忘れる。
だから君は君の思うままに、君自身の幸せのために、カラーし続ければいいんだよ。
君は捨ててとグシャグシャにしたけど、ママはこれが大好きだから捨てずに飾っておくね」
自分の思うように色を塗れば良い━。息子に贈った浜崎さんの真っ直ぐなメッセージには、子育て中の人やファンから多くの共感の声が寄せられました。
個性を認められず子が不登校になったという人は、「あゆちゃんのこの声に、私はとても救われました」と率直な思いをつづっています。
このほか、「これ見て優しくありたいって思った」「あゆの言葉でとても泣けました。そんな母親になりたいです」「これからもカラフルに、好きなように、人生を色付けていってほしい」といったコメントが届いています。
2023年5月には、長男から贈られたイラストと手紙をInstagramで公開しました。学校で、「他の子に比べて筆圧が弱すぎる」と注意を受けたとのエピソードを明かした上で、「私は見た瞬間、あまりにも彼のアイデンティティを表すような『らしい』文字で涙が止まらなかった。『個性』ってそーゆー事なんじゃないかな」との考えをつづっていました。