春は引っ越しをする人が増える季節。宅配収納サービスを手がけるサマリー運営の「サマリーポケット」が、引っ越しにまつわるストレスなどについてのアンケートを行なった。8割強の人が引っ越しを面倒だと感じているということがわかった。新居での生活をスムーズに始められるかは、正しい荷造りができるかにかかっているという。
アンケートは2023年12月に行い、直近3年間に引っ越しをした400人(18〜50歳)の回答をまとめた。
85%にとって引っ越しは面倒
引っ越しに対するイメージを尋ねたところ、「とても面倒だ」(48.3%)と「やや面倒だ」(37.3%)を合わせると85.6%の人が引っ越しを面倒だと感じていることがわかった。
引っ越しの何が面倒?
引っ越しが「面倒」と答えた人は、何が面倒だと感じているのか。
複数回答で尋ねたところ、「入退去、行政関連の手続き」(68.1%)や「荷解き、荷解きしたものを収納する」(65.5%)を抑え、1位は「荷造り」(76.9%)だった。
多くの人が面倒に思っている荷造り。整理収納アドバイザーによると、新居での生活がスムーズに始められるかは、引っ越し前の荷造りを正しくできるかにかかっているという。
整理収納アドバイザー直伝の方法とは?
サマリーポケットによると、整理収納アドバイザーが指摘する荷造りのポイントは荷物を4つのグループに分けること。
部屋ごとに荷造りしそうなものだが、専門家の指摘によるとそれはNG。同じ種類の物だからと、一緒の箱に詰め込むというのも避けたいことだという。
お勧めされているのは、使用する頻度によって荷物を分けること。
使う頻度で分ける際は、①今月1回以上使った物、②今月は使っていないが、今年1回以上使った物、③今年使っていないが、愛着が強い物、④使ってもいないし、愛着もない物の4つのグループを意識する。
グループ④は引っ越しのタイミングで手放すことができ、グループ③は新居に持っていくのではなく、トランクルームに預けるなどの選択肢が見えてくる。