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知っておくと、いつか使えるかもしれない中国語。
「唐老鴨」の意味、分かりますか?
「唐」や「鴨」の字から、「鳥の唐揚げ的な...?」と想像する人もいるかもしれません。中華料理名に見えなくもないですよね。
ヒントは、世界中で知られている有名キャラクターです。
早速答えを見ていきましょう。
「唐老鴨」とは、ディズニーキャラクターの「ドナルドダック」のこと。「老鴨」はアヒルを指します。
中華料理の代表格・北京ダックは「北京烤鴨」と書きます。「烤」には「(火にかざして)あぶる、焼く」という意味があります。
『講談社実用中日・日中辞典』(講談社編)によると、中国語では動植物名に「老」をつけて呼ぶことがあり、例えば「老鴨」のほかに「老虎」(トラ)、「老鼠」(ネズミ)などがあります。
それでは、「米老鼠」は何のことか分かりますか?
そうです。正解は「ミッキーマウス」です。
「米」は中国語で「ミー(mi、第三声)」と発音します。ミッキーの恋人のミニーマウスは「米妮老鼠」。
このように、中国では固有名詞などを表現するとき、音の近い漢字を用いることが多くあります。
例えばディズニーは「迪士尼」、東京ディズニーランドは「東京迪士尼楽園」、東京ディズニーシーは「東京迪士尼海洋」。ちなみに6月に開業を迎える東京ディズニーシーの新エリア「ファンタジースプリングス」は、中国語で「夢幻泉郷」と表記するようです。ファンタジー感ある...!
上海にもディズニーランドがあり、中国本土初のディズニーランドとして2016年6月に開園しました。
香港にあるディズニーランドでは2023年11月、映画『アナと雪の女王』をテーマにした世界初のエリア「魔雪奇縁世界(ワールド・オブ・フローズン)」がオープンしています。