2月14日はバレンタインデー。
チョコレートといえば、「鼻血が出る」「ニキビができる」「眠れなくなる」といった“都市伝説”がたくさんありますよね。
バレンタインデーにちなみ、ライオンが運営するLideaが明治の担当者に、チョコレートにまつわる噂が本当かどうか、取材し公開しています。
「チョコを食べると鼻血が出る」は本当?
チョコレートにまつわる噂として定番なのが「チョコを食べると鼻血が出る」というもの。
明治によると、チョコレートと鼻血の因果性について、医学的根拠はないといいます。ですが、血行をよくする物質が含まれているので、体質によっては鼻血の原因になる可能性は、完全には否定できないといいます。
「チョコを食べるとニキビができる」は本当?
続いては「チョコレートがニキビの原因になる」という噂。
明治によると、1960年代後半に行われた米国の研究では、「チョコレートをたくさん食べることとニキビが発生することは、直接の関係はない」と報告されているといいます。そのため「チョコレート摂取とニキビの関連性を明らかにするには、さらなる研究が必要だと思われる」といいます。
脂質が多い食べ物はニキビができやすいと言われ、チョコレートも当てはまっていますが、使われているココアバターは体内で吸収されづらいといわれています。
「チョコを食べると眠れなくなる」は本当?
最後の3つ目は「チョコレートを食べると興奮して眠れなくなる」という噂。
明治によると、チョコレートに含まれているテオブロミンには、リラックス効果があるので、安眠効果があると考えられるといいます。チョコレート消費量の多いヨーロッパでは、就寝前にチョコレートを食べることが習慣になっているそうです。
カフェインも入っていますが、担当者は「少量なので眠れなくなることはほとんどないと考えられます」と指摘。「食べ過ぎには注意した方が良いかもしれません。チョコだけにちょこっと食べてはいかがでしょう」としています。