チッケム（직캠）とはどういう意味？ファンカムとの違いはある？【1分でわかるK-POP用語解説】

韓国のアイドルを応援するファンの間で、よく使われる言葉「チッケム（직캠）」。

家族や友人が使っているけれど、どういう意味かはよく知らない…という人もいるかもしれません。

いったいどんな意味なのでしょうか。

意味は？

「チッケム（직캠）」とは、「1人のメンバーを追って撮った動画」のこと。「직접 캠코더로 찍은 동영상（直接カムコーダ（ビデオカメラ）で撮った動画）」が元の意味で、これを略して「チッケム」という言葉が広がりました。

では、どういう時に使うのでしょうか？

韓国の音楽番組では、グループ全体を映すカメラのほか、一人ひとりのメンバーを追ったチッケムも撮影され、YouTubeなどで公開されることがよくあります。

ダンスの振り付けや表情、通常のカメラからは外れた時の様子までとらえているため、人気コンテンツのひとつとなっています。1人のメンバーのチッケムがSNSで拡散され話題となり、チャート順位やグループ全体の人気の押し上げに繋がることも。

「〇〇（メンバー名）のチッケムが公開されました」「伝説のチッケム」のような使い方がされます。

▼BTSのVの「Boy With Luv」のチッケムは、配信から10カ月で1億回再生を突破し、最短記録を更新した

チッケムは、日本語では「推しカメラ」、英語では「ファンカム（FANCAM）」と置き換えることもでき、同じ意味合いで使われています。