伊東純也選手の“近影”を所属クラブが公開、サポーターも反応。アジアカップを途中離脱、現在までにわかっていること

フランス1部スタッド・ランスによるSNS投稿には、トレーニングを再開した様子がある。
伊東純也選手
伊東純也選手
時事通信社

サッカーのAFCアジアカップ・カタール大会中に日本代表から離脱したFW伊東純也選手が2024年2月6日、自身が所属するフランス1部スタッド・ランスに合流した。

クラブの公式Xが写真付きで投稿したもので、伊東選手の直近の様子をおさめたものとして注目を集めている。

クラブ公式が投稿した伊東選手の近影

クラブが6日に投稿した写真には、同じくチームに所属する中村敬斗選手のほか、ビブスを着用してトレーニングに勤しみ、他の選手とコミュニケーションをとる伊東選手の姿があった。

SNSでは「トレーニングは再開できているんだ」「どうなっていたのか分からなかったから良かった」「進展を見守ります」などという声もあった。

🔙 𝗥𝗲𝘁𝗼𝘂𝗿 𝗱𝗲 𝗻𝗼𝘀 𝗶𝗻𝘁𝗲𝗿𝗻𝗮𝘁𝗶𝗼𝗻𝗮𝘂𝘅 🇯🇵 & 🇬🇳#TeamSDR pic.twitter.com/qUdntukZtJ

— Stade de Reims (@StadeDeReims) February 6, 2024

アジア杯を途中離脱、現在までにわかっていること

伊東選手は、現在カタールで開かれているアジアカップ(日本代表はすでに敗退)で、代表チームから途中離脱した。

日本サッカー協会(JFA)2月1日、伊東選手の途中離脱について、コメントを以下のように発表していた。

「伊東純也選手に関する一部報道について、日本サッカー協会(JFA)では報道されている事実関係の内容について当事者の主張が異なっていると理解しており、慎重な対応が求められると考えています。JFAとしては、伊東選手本人の心身のコンディションを考慮した結果、伊東選手が本日付でチームを離れることを決定しました。SAMURAI BLUEと伊東選手を応援していただいている多くの皆様にご心配をおかけしていることについてお詫び申し上げます」

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途中離脱は、伊東選手本人の心身のコンディションを考慮したものとみられる。

伊東選手をめぐっては、2月1日発売の「週刊新潮」が2023年6月、女性2人が大阪のホテルで伊東選手から性被害を受けたなどと報道。

NHKニュースによると、女性2人は2024年1月に大阪府警に告訴。これに対し、伊東選手側も2月1日、女性側の訴えを事実無根として虚偽告訴の疑いで告訴状を提出。いずれも受理されている。

伊東選手が所属するスタッド・ランスは2月1日、声明を発表

「現段階でクラブは選手との団結を示しています。したがって、スタッド・ランスは、疑惑の事実を明らかにする具体的な情報を待っている段階であり、関連する法的進展に細心の注意を払う予定です」などと報じられ、選手との結びつきに触れながらも、事実に関する情報に注意し、進展を見守る構えを見せています。

伊東選手は、スピードのあるドリブルを得意とする現在30歳のプレイヤー。日本代表の右サイドの攻撃を担う存在として、2022年のW杯や今アジアカップでも重要な役割を果たしていた。

日本のサッカーファンからは早期の代表復帰を望む声も出ているだけに、事実の詳細と今後の動きが注目されている。

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