土屋太鳳さん、被災地の能登半島に思いをはせる。「少し前の自分と違うのは…」【能登半島地震1カ月】

能登半島地震の発生から1カ月が経ち、石川県輪島市とゆかりのある俳優・土屋太鳳さんが自身の思いをつづりました。

俳優の土屋太鳳さんが2月2日、自身のInstagramを更新し、愛用している輪島塗の写真とともに地震の被害を受けた能登半島への思いを投稿した。

元日に起きた地震から1カ月が経ち、土屋さんは「少し前の自分と違うのはエンターテイメントにできることはないのではないか、という思いを持っていないことだと思う」と心境を吐露。

「むしろエンターテイメントに携わっているからこそ、できるかもしれないことがあるように感じていて、それはすぐに形にはならなくても輪島塗のように、能登の塩のように、時間をかけて取り組み続けていけたらと思っている」と記した。

土屋さんは石川県輪島市を舞台にしたNHKの連続テレビ小説『まれ』(2015年放送)に出演。

「能登でのロケは数回に分けて行われたが、そのうち2回目のロケの時に私は一度だけ、山から海に向かう景色を見ながら『覚悟』のようなものを感じたことがあった」と明かし、「自然が豊かだからこそ、自然と闘ってきた厳しい歴史や秘めた忍耐をその景色の中に感じた」という。

また「『能登はやさしや土までも』と言うけれど、そのやさしさはつらいことを知っているからこそのやさしさなのかもしれないと胸の底に響くような感覚があった」とつづった。

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