マンションや戸建てなどの物件の購入は、一生分の投資だからこそ、慎重に選びたいところ。都内では新築マンション価格が高騰するなか、どのエリアが人気なのでしょうか。
不動産・住宅情報サービス「LIFULL HOME’S」は、2023年における実際の問合せ数からユーザーの「本気」で住みたい街を算出した、「2024年 LIFULL HOME’S みんなが探した!住みたい街ランキング(首都圏版)」を1月31日に発表しました。
購入ユーザーから支持を集める街はどこ?さっそくランキングを見ていきましょう。
1位は5年連続であの街。東京の“衛星都市”が躍進
まずは10位から4位まで。
10位 五反田(東京都)
9位 横浜(神奈川県)
8位 芽ヶ埼(神奈川県)
7位 南砂町(東京都)
6位 本厚木(神奈川県)
5位 八街(千葉県)
4位 八王子(東京都)
第3位には大宮駅がランクインしました。
埼玉県屈指のターミナル駅で、東京都のほとんどの主要都市に電車1本で出ることができ、さらに新幹線も通っているという圧倒的な交通利便性を誇ります。再開発が進む駅前には大型商業施設が集まる一方、駅から少し離れれば緑も多く、閑静な住宅街が多いところが魅力だそうです。
第2位には平塚駅が前回より1つ順位を上げてランクイン。
電車で東京駅まで約1時間、品川や横浜にも乗り換えなしで移動できる神奈川県有数のベッドタウンです。特に子育て世代に優しい街で、商業施設に子どもの一時預かり施設や未就園児と大人のコミュニティスペースなどが充実しています。ららぽーとやアウトレットがある北口は活気が溢れる一方、南口には海へと続く道があり、閑静な住宅街が広がるなど、住みやすく魅力あふれる街だと言えます。
第1位には勝どき駅が輝きました。
5年連続首位を守った秘訣は、マンションの「価格・広さ・規模」で、他の都内エリアよりも群を抜く優位性にあるそうです。都営大江戸線が乗り入れる駅からは都心へアクセスしやすく、通勤通学に便利。近年はタワーマンションの完成により人口が増加し、塾やインターナショナルスクールといった教育施設や、病院などの公共施設が充実しています。歴史を感じさせる月島エリアや築地市場跡地、銀座などにも近く、東京の様々な魅力に触れやすい場所です。
物件開発が進む都心エリアの人気が急上昇中
LIFULL HOME’Sは、「買って住みたい街」TOP100に入った駅のうち、前回から順位を大幅に上げた駅についてもランキングを発表。1位は東京都の参宮橋で、なんと689位ランクアップしました。その他の駅も、新宿御苑前や月島、神楽坂など、いずれも都心や近郊で交通・生活利便性が共に高い人気の住宅地ですが、物件開発が進んだことで、俄かに注目を集めるようになったようです。