河合優実さんとは?「令和の山口百恵じゃん」。ドラマ『不適切にもほどがある!』で話題。輝きがダダ漏れの映像が、実は他にもあった

ドラマ『不適切にもほどがある!』で阿部サダヲさん演じる主人公・小川市郎の娘、純子を演じている河合優実さんに注目を集まっている。
俳優の河合優実さん
俳優の河合優実さん
時事通信社

1月25日から放送が始まったドラマ『不適切にもほどがある!』(TBS系)が早くもSNSで話題だ。昭和に生きていた主人公の男が、ある日突然に令和の時代にタイムスリップする。

男は時代の変化に追いつけず、時代遅れで「不適切な発言」を繰り返しながら取り巻く人々との関係を紡いでいく。宮藤官九郎さん脚本のコメディ作品だ。

「うるせぇよ、クソジジイ!朝からギャンギャン騒ぐなっ」

第1話放送後から、阿部サダヲさん演じる主人公・小川市郎の娘、純子を演じる河合優実さんが注目を集めている。どんな俳優なのか。

物語の冒頭に放った衝撃的なセリフが、見る人を惹きつけた。

「令和の山口百恵じゃん」河合優実さんとは

同ドラマで河合さん演じる純子は昭和の1986年を生きる17歳。市郎の1人娘だ。

時代を象徴する“聖子ちゃんカット”を彷彿とさせる印象的なスタイルで、真っ赤な唇にセーラー服やスタジャン(スタジアムジャンパー)など、時代を反映したルックスで登場している。第1話が放送されると、「令和に舞い降りた山口百恵じゃん」などと反響が広がった。

河合さんは2000年12月19日生まれの23歳。オダギリジョーさんや光石研さんなどが実力派俳優が多数在籍する鈍牛倶楽部に所属している。

主に映画やドラマを中心に活躍。映画では「女子高生に殺されたい」「百花」「線は、僕を描く」「ある男」、ドラマでは「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」など数々の話題作に出演してきた。

「第14回TAMA映画賞」最優秀新進女優賞、「第44回ヨコハマ映画祭」助演女優賞、「第35 回日刊スポーツ映画大賞」新人賞など、すでに数々の賞を受賞している注目の若手俳優だ。

河合優実さん
河合優実さん
時事通信社

実はミュージシャンからの信頼も厚い

映画やドラマでの目覚ましい活躍が際立つ河合さん。もう一つ、ミュージシャンからの信頼も厚いことが特徴と言えるかもしれない。MVへの出演も数多いのだ。

King Gnu『雨燦々』や山下達郎さんの『LOVE’S ON FIRE』、坂本真綾さんの『Duets』、手嶌葵さんの『ただいま』などに出演。

楽曲と映像を掛け合わせた時、その世界観に華を添える存在として輝きを放っている。

2024年は同ドラマのほか、長澤まさみさんや佐藤健さんが出演する山田智和監督の映画『四月になれば彼女は』にも出演が決まっていて、その活躍から目が離せない。

注目記事