1980年代と2000年代、ハリウッドを代表するヒット作で人気者になった、2人の元子役の出会いに注目が集まっている。
その俳優とは、「インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説」や「グーニーズ」などに出演し、2022年に「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」(以下、「エブエブ」)でおよそ30年ぶりに俳優に復帰したキー・ホイ・クァンと、「ハリー・ポッター」シリーズで主人公ハリーを演じたダニエル・ラドクリフ。
現地時間1月15日に行われたエミー賞の授賞式で、挨拶し、ハグし合う様子をフィリピンの放送局「ABS-CBN」がとらえていた。
SNSに投稿された動画では、雑音で二人の会話の内容までは聞き取れないが、二人は抱擁し、ラドクリフと一緒に参加していたパートナーのエリン・ダークにも挨拶した上で、熱心に話している様子がうかがえる。
クァンは自分のインスタグラムにも、ラドクリフとの2ショットを投稿している。
▼クァンがインスタに投稿した、エミー賞での自撮り写真まとめ。ラドクリフとの2ショットは2枚目
二人の出会いには「彼らが出会ったなんてまさか信じられない…」「これは良いニュース」「心温まる」などの声が寄せられ反響が広がった。
実は「エブエブ」で共演する可能性があった
実は、2人はアカデミー賞作品賞も受賞した「エブエブ」で、共演する可能性があったのだが、残念ながら実現には至らなかった。
ラドクリフが「死体」を演じた話題作「スイス・アーミー・マン」(2016年)は、「エブエブ」のダニエルズ(ダニエル・シャイナートとダニエル・クワン両監督のユニット名)の作品でもあった。
2022年、イギリスの映画雑誌EMPIREのインタビューで、ラドクリフは、「エブエブ」について「とても興奮した。最高だった」と感想を述べた。その上で、「ダニエルズは私を参加させようと考えていたのですが、私は(他の作品で)芝居をしていて、参加できなかったのです。今でも残念だったと思っています」として、ダニエルズへの信頼が厚いことを明かしていた。