ファミリーマートは1月19日、無料で提供してきたプラスチック製のスプーンやフォーク、ストローを有料化すると発表した。
Advertisement
プラスチック使用量の削減が目的で、大手コンビニエンスストアでは初めて。
金額は1本4〜6円に設定した。全国の直営約100店舗で29日から始め、有料化する店舗を順次広げていく方針。
プラスチック削減の取り組みを推進へ
ファミリーマートは、これまでもプラスチックの削減のためのさまざまな取り組みを進めてきた。
2021年9月からは、全国の店舗で提供しているスプーンを、持ち手部分が穴の開いたデザインにした軽量化タイプのスプーンに変更している。
また、2022年10月からは、全国の店舗でプラスチック製フォークの提供を原則やめている。
約100店の先行実施によってプラスチック使用量は年間で約4トン削減できる見込みという。
さらに、この取り組みが全国の店舗に拡大された場合、年間で約715トンの削減を見込んでいる。
有料化の対象は以下の通り。
デザート用スプーン 小:4円
デザート用スプーン 大:4円
スプーン:6円
フォーク:6円
ストロー:4円
曲がるストロー:4円