大晦日に放送された第74回NHK紅白歌合戦では、2023年を代表するアーティストによる豪華パフォーマンスが披露されました。
その中で、最も注目されたシーンは?
家庭に人体認識技術を搭載した機器を設置し、テレビスクリーンへの「注視」を測る視聴分析サービスを提供するREVISIO(リビジオ)が分析した結果を公表しました。
この調査では、NHK関東の地上波放送かつ個人全体を対象に集計。「注目度」とは、テレビの前にいる人のうち、テレビ画面に視線を向けていた人の割合を表すといいます。
ベスト5は以下の通りでした。
5位:特別企画「ディズニー100周年スペシャルメドレー」70.3%
注目度第5位は、特別企画「ディズニー100周年スペシャルメドレー」の中の1シーン。Stray Kidsと櫻坂46という日韓のアイドルグループと、声優の山寺宏一さんが、「アラジン」のテーマソング「フレンド・ライク・ミー」でコラボしました。
4位:ポケットビスケッツ「YELLOW YELLOW HAPPY」70.3%
2023年の紅白には、90年代に日本テレビ系の人気バラエティ番組から生まれた音楽ユニット、ポケットビスケッツとブラックビスケッツが出演し、番組を盛り上げました。過去の映像や、ポケットビスケッツの「YELLOW YELLOW HAPPY」の最初のサビ終わり頃までが、特に注目されたといいます。
3位:全アーティストのプレイバックシーン 72.9%
3番目に注目されたのは、終盤の紅組・白組への投票中のシーン。全アーティストのパフォーマンスを振り返る映像が放送されました。
2位:YOSHIKIさんら「Rusty Nail」73.4%
2番目は、YOSHIKIさんらが2023年10月に大腸がんで亡くなったX JAPANのベーシスト・HEATHさんを追悼したコーナー。YOSHIKIさんがドラムを叩いた「Rusty Nail」では、PATAさん、HYDEさん、清春さん、松岡充さん、難波章浩さんら豪華アーティストが参加し、かわるがわる歌い繋いでいきました。
1位:YOASOBI「アイドル」75.2%
注目度が最も高かったのは、ラストから3番目を飾ったYOASOBIの「アイドル」のステージ。SEVENTEEN、乃木坂46、BE:FIRST、NewJeansら紅白に出演した日韓のアイドルグループや、anoさん、橋本環奈さんらが集結し、「アイドル」のダンスを披露しました。
SEVENTEENが登場したあたりから注目度が高まり、曲が終わるまで注目が続いたといいます。同曲はアニメ「【推しの子】」のオープニング主題歌。紅白でのパフォーマンスは、SNSでも大きな話題となりました。