テイラー・スウィフトさんのライブで死亡した20代ファン、死因が明らかに

23歳のアナ・クララ・ベネヴィデスさんは、リオ・デジャネイロで開かれたコンサート中に気を失った後、死亡した
リオ・デジャネイロで開かれたコンサートで歌うテイラー・スウィフトさん(2023年11月17日)
リオ・デジャネイロで開かれたコンサートで歌うテイラー・スウィフトさん(2023年11月17日)
Buda Mendes/TAS23 via Getty Images

ブラジルのリオ・デジャネイロで11月に開催されたテイラー・スウィフトさんのコンサート参加者が亡くなった事故で、死因が熱中症だったことがわかった。   

23歳のアナ・クララ・ベネヴィデスさんは11月17日、コンサートの最中に気を失い、数時間後に病院で死亡が確認された。

AP通信によると、17日の市内の気温は40℃まで上がったものの、参加者は会場となったスタジアムへの水の持ち込みが許可されなかった。開演前には長い列ができ、コンサート会場は6万人の熱気で満たされていたという。

警察が12月27日に発表した検死結果によると、ベネヴィデスさんは暑さにさらされた結果、熱中症で心肺停止に陥ったと考えられている。死につながるような、基礎疾患や薬物使用はなかったという。

ベネヴィデスさんはスウィフトさんの大ファンで、初めて飛行機に乗り、コンサートに参加していた。

ベネヴィデスさんの死後、スウィフトさんはInstagramストーリーに「打ちのめされている」というメッセージを投稿。翌11月18日のコンサートはキャンセルされた。

注目記事