2024年元日に石川県能登地方を襲った最大震度7の地震。
地震から一夜明け、震度7を観測した石川県志賀町に住む高齢夫婦が不安な胸中を明かした。
地震は1月1日午後4時10分に発生。当時、男性(75)と妻(67)は海沿いの自宅におり、津波から身を守るためすぐに2人そろって車で高台へ避難したという。
夫婦はそれぞれ「こんなにひどく揺れたのは初めて。家がつぶれるかと思った」、「揺れが長く感じた。生きた心地がしなかった」と振り返った。
当時、自宅では使用していた石油ストーブが揺れ、炎が大きく上がったため、慌ててストーブの火を消したという。
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1日夜には2人そろって自宅に戻ったという男性。夜も余震が続き、いつでも逃げられるように1階居間のこたつで寝たが「眠れなかった」と話した。
再び大きな揺れがくれば、高台へ避難しなければならず、不安な時間を過ごしている。